前向き。なう。

どんな時でもポジティブな男は見ていて気分が良いものだ。

この記事を読んで高須院長がカッコいいと感じたのは

自分の病気を知ろうとした勇気。

立場上、知らないわけないけど、

正直木村店長は自分の癌の事を調べる事も勉強する気にもならなかった。

なぜならば、再発率とか死亡率とか余命とか、

知りたくない情報が山ほど出てくるから。

そんなこと知ってしまったら前向きでいられるなんて思えないし、

知らない方が幸せなことだらけだから。

木村店長はそこまで強くないらしくて、

今月は木村店長の抗癌剤の副作用は容赦なく

顔面に触れるだけで痛いし、ほとんどの手の爪割れて深爪状態だし、

今月程、抗癌剤やめたいと思った事は無かった。

だけど、やめないよ。

抗癌剤は増がん剤とか、日常生活を改善すれば癌は治る。とか、

他に治療法は沢山あるよ。保険対象外だけど。とか

好きな事言う奴いるけど、そいつら癌で死ぬかもしれない恐怖に

晒された事なんてないだろうし、

木村店長とか高須院長と同じ状況になったら、

抗癌剤治療しないのかはどうでもいいけど、

抗癌剤に対してブツブツ言って良いのは、

抗癌剤治療を断って他の方法で完治したやつだけ。

木村店長は実際に癌の手術した1年後に骨転移を含む3か所再発したけど、

抗癌剤で癌消したもんね。

木村店長は不死身だからさ。

高須院長みたく死んでたまるか。とか、

木村店長みたく慶士郎の為にも死ぬわけにいかない。とか、

本気なら副作用も無いものとみなすだろう。

いてぇけど。

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