2022年 07月 04日
ラムハンバーグを作る際にラムのモモを仕入れる必要がある。 今回のモモにはランプも付いているらしい。 あまりにも旨そうだったので試食した。 木村店長クラスの味覚音痴になら、牛肉だって渡してもバレないレベルのステーキだ。 試食して、熱血バイヤーと呼ばれる方と交わした 色んな会話を思い出した。 木村店長にとってその熱血バイヤーは それまで知っていた他のバイヤー様とは違って、 新しい商品の提案を待つのではなく、 むしろ逆に提案してきてくれて、一緒に悩んでくれて、 一緒に商品を作り上げてくれて、 売場でもその売れ行きを気にかけてくれて、 成功したら一緒に喜んでくれて、 木村店長には分からない現地の文化とか お客様が何を求めてくれているかを教えてくれた 木村店長とお客様の間に居る様な少し不思議なポジションだった。 その熱血バイヤーに呼吸を合わせて商品開発を進る事が目標の木村店長に 熱血バイヤーから作ってもらいたいものがある旨の連絡があって 長万部で話す機会があったけど、 当時も熱血バイヤーが欲しがっているものを 推測しながら商品開発してた木村店長は、 提案を頂く前に当時考案していたラムランプステーキを一方的に差し出した。 無事に「ええやん。」を頂いて商品化に取り掛かる事になって安心した木村店長が ようやく熱血バイヤーが作ってもらいたい物は何なのか聞いたところ、 「ラム肉をな、塊で食いたいやん。これでええやん。」 を頂いた時、今の自分が絶頂な事を自覚した。 今の木村店長がいるのは間違いなく熱血バイヤーのお陰で、 大阪に足向けれない。とか冗談で言ってたけど、 結構本気なんだよね。 だけど、ラムヒレを広告商品に提案したところ、 「売ってもええで。でもな、牛肉文化の大阪でラムのヘレとかハンバーグにお金出さんやろ。」 とご指導いただきましたが、 サンミート木村の販売サイドの根気強い営業活動のお陰で、 ラムヒレもラムハンバーグもヒット商品に成長したし、 ラムランプステーキは廃版となったのも事実です。 これが木村店長に現場の状況とか時代の流れに合わせた 柔軟な動きが必要だという事を教えてくれた 感動秘話だ。
by sunmeat
| 2022-07-04 19:04
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