山岡家の快楽。

木村店長は休日になるとグレーのチャンピオンの靴下履く。
自動的に脳内には山岡家のBGMが流れるシステムになっている。
ポイントとかクーポンを使う事を毛嫌いする木村店長がJAFカードで味玉に挑んだ。
前菜のプレミアム塩とんこつとデザートのライスが運ばれた。

8割食い終わった極上のタイミングで
メインのネギしお。多め、柔め、濃い目が届いた。
この時点でJAFの味玉がどこに仕込まれたか誰も知らない。

2杯目のラーメンを運ぶお姉さんが木村店長が座る左端のカウンター1番席を目指すも、
ラーメンとライスが置かれている事を確認するなり
まだ運ばれていない他の席を探した挙句、
全員食事中だったことを受けて、厨房に戻って食券を確認している姿を見て
注文を受けた他の店員さんの「カウンター1番さんでーす。」の声に不思議そうな顔してるのが
申し訳ない木村店長。

デザートのライスはラーメンの思い出に浸りながら堪能した。

どんぶりの中のラーメンは無くなったんじゃない。
思い出と共に燃え尽きたのさ。
いつの日か、プレミアム醤油とネギ塩とライスが休日に食える日の為に
木村店長は怒涛の日々を過ごしてます。
プレミアム醤油がレギュラー商品の東北の地域に支店構えて
サンミート東北支店長になりたいです。