エリートと下衆野郎。

こちらのお客様は木村店長と同い年。
かつて同じ職場で勤務しておりました。
同じ車で戦った経験のあるディスティニーを感じさせるこの二人。
それでは我々二人の決定的な違いを見出してみましょう。

こちらのお客様とのファーストコンタクトは、
エリート街道をひた走る中、辿り着いた恵庭駅。
そこですれ違ったのは、飲酒運転の末、愛車を廃車にまで追い込んだ
強烈な自損事故直後の未来の希望を自ら葬り去った木村君。
そして、この度の再会に至るまで、
数々の栄光を手にして本社勤務的な立場まで登り詰めた。
に対し、
41ｋｍ/ｈオーバーの記録的な失態で絶望の底まで転げ落ち、
組織的に崩壊した実家の家業を見るに見かねて何とか立て直そうと転職したところ、
原因を作った張本人から「お前が勝手にやめたんだろう。」を投げつけられた木村店長。

人の為に転職をお考えの方。
一旦落ち着いてください。